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繊月オーナー/セラピスト

 

齋藤 安奈(さいとう あんな) 

医療事務として13年、総合病院・医院、調剤薬局にて勤務。
相手に寄り添う接遇を身につける。

自身の病気をきっかけに、自分にとって心地良い空間を模索する中で、GHTSのスウェディッシュマッサージに出会う。

施術しながらセラピスト自身も健康になれるという、GHTS独自のメソッドに惹かれ、入学を決意。

20204月 GHTS山梨校に入学。進化系スウェディッシュマッサージ「ケアササイズ」を学び始める

20211月 GHTS認定スウェディッシュボディケアセラピスト Gクラス ディプロマ取得

2021年4月 トータルケアサロン「繊月」をオープン

三代続く酪農家で生まれ育つ

私はここ野辺山で、祖父の代から続く酪農家で生まれ、育ちました。

休みの日は祖父に連れられ牛舎に行き、手伝いをする。

夏休みは、野菜出荷の手伝いをする。それが私の普通でした

子供の頃は、家の手伝いをしなくちゃいけないし、

お店もないし、終電も早いし、

「なんて不便なところなんだろう」と思っていました。

夏休みに畑の出荷のお手伝い

家族で畑仕事の合間の休憩中

祖父がよく連れて行ってくれた、放牧の牧場で。夏祭りの日だったので浴衣でした。

牛の品評会にて。子牛を引っぱる私

離れてみて初めて実感した、ふるさとの魅力

進学や就職で、約6年間地元を離れることになり、幼い頃から憧れていた都会での生活がスタートしました。

最初は見るもの聞くもの全てが新鮮で、刺激的な毎日を楽しんでいました。

でも、豊かな自然の景色が見られない生活を寂しく思うようになりました。

後に、改めて戻ってきたこの場所は、何もないことが、逆に魅力的でした。

自分自身への気づき

地元で結婚後しばらくして、自身の病気をきっかけに、自分がHSPであることに気付きました。

五感が人より敏感で、人といると人の感情を感じすぎて疲れやすい、いわゆる繊細さんです。

それからは、自分に心地いいことを求めて生活をシンプル化しました。
物を最低限に減らして、テレビをなくし、情報を少なく。

喧騒を離れ、季節の移ろいを肌で感じる生活。
シンプルに生きるのに、野辺山は最適な場所でした。

スウェディッシュマッサージとの出会い

マッサージ好きの夫がある日、「本当に気持ちいいマッサージを見つけたんだ!」と興奮気味に話してくれました。

夫が行ったというそのサロンでは、「スウェディッシュマッサージ」という、全然聞いたことのないマッサージが受けられて、それがとても良かった、とのこと。

そのサロンではセラピストスクールも併設されていて、スクール生の募集があったので、説明会に行ってみました。

広い草原に佇むログハウスの、とても素敵なサロンでした。
説明会に行ったその日に、なぜか「これだ!」という直感を覚えました。
その日のうちに即入学を決意。
そこから私のセラピスト経験がスタートしました。

最初は人の体に触れるだけで緊張でガチガチだった

オイルマッサージは全くの未経験でした。長らく勤めていた医療事務からは、全くの異業種。
最初は、人の体に触れることすら緊張して、講習後はクタクタに疲れる日々でした。

5回目くらいの講習で、マッサージをするのが急に楽しくなった瞬間がありました。
それは、マッサージを受けている、モデルさんの緊張や、身体のこわばりが解けたのを感じた時でした。

それからはもう、マッサージが楽しくなりました。人を癒すためのマッサージのはずが、同時に自分自身も癒やされるのを感じていました。

未経験からサロン開業へ

スクールに通い始めた当初は、自分が開業するとは思っていませんでした。

スクールの実習で経験を積んでいくうちに「お客様のココロとカラダを癒して、喜んでいただけること」に喜びと充実感を覚えるようになりました。

そうしているうちに、

「もしスウェディッシュマッサージを仕事にできたら」

と考えたら、とてもワクワクしました。

迷ったら、ワクワクする方へ。開業を決意した瞬間でした。